RGジオングのウェザリング仕立て

Mitsuru Haga
Jan 17, 2021

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はじめに

そろそろRGジオングの一般販売が始まりますね。僕は先行販売で2ヶ月ほど前に手に入れさせてもらっていました。手に入れておいてなんですが、2ヶ月の先行販売はやりすぎでは?と思います。

今回のジオングは色を設定から変更して、青や紫や青といった部分を減らし、グレーとオレンジ中心に変更しました。ウェザリングすることに決めていたので、兵器感を強調したかったというのが理由です。

塗装について

今回の塗装はオレンジ以外は黒サフを全体に吹いて、そこに白でグラデーションをつけて、最後にクリアでびしゃびしゃに希釈した灰色を載せるような方法でグラデーション塗装をしてみました。グラデ塗装は得意ではないのですが、結構楽しいなと思います。エアブラシは0.2mmを中心に使いました。

グラーデーションをつけるぞ!というような気持ちではなく、ベタ塗りで最初に塗るようなエッジが影になる、エアブラシが届きにくい部分に塗料が載らないようにしてみたり、色ムラが残るように気をつけて塗装しました。

塗料はすべて純色から調合しています。

ウェザリングについて

まず言い訳として、僕はウェザリングが超絶苦手です。苦手なのでずっとベタ塗りだけでやってきています。でもベタ塗りだけだと迫力に欠けるというか、ノッペリしすぎると感じることがあるので、挑戦してみることにしました。なのでアーマーモデリングなどを参考にしつつ戦車を作ってみたりして、練習をしていました。

これまでウェザリングはエナメル塗料とエナメル溶剤(もしくはジッポオイル)でやっていて、筆跡がついて綺麗に汚せない悩みがありました。そこでホルベインの油絵具12色セット、ペトロール、ぼかし筆を買って使ってみたところ、乾燥が遅く、よく伸びるし、筆跡も残らないのでいい感じにできました。自分はエナメル塗料のウェザリングに向いていない気がします。

行った汚しは

  • フィルタリング(褪色表現)
  • ストレーキング(オイル漏れ)
  • チッピング(装甲傷)

です、フィルタリングには油彩でドッティングの要領で白と黒を、少量の赤青黄を置いていって、ペトロールでぼかしました。この作業がすごく楽しいです。nippper の ろろさんの記事を参考にさせていただきました。

画像

ウェザリングが映えるように青、紫、赤といった派手な色はなくしました。派手な色を完全に無くしてしまうとキャラクターモデル感が失われてしまうと思ったので黄色だけ残しました。
チッピングはスポンジでポンポンしました。このポンポンが楽しくてやりすぎましたけど、宇宙用の機体には一番しっくりきます。

おわりに

RGシリーズは年々すごいことになっていくなと感じることのできたキットでした。MGとも違う、いままでのRGとも違う、内部のフレームまでぎっしり詰まったMAを作っている感覚が味わえました。おすすめのキットです。

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Mitsuru Haga

I am a Japanese who likes gunpla. Software engineer working at ROLLCAKE Inc.